深大寺の角大師(ツノダイシ)

こんにちは、庄司です。

 

僕らの会社からそんなに遠くないところに、深大寺という天台宗の寺があります。

ここは「そば」が有名でおいしい店があり、たまに食べに行きます。

そして僕が幼少時代をすごしたところからも近く、最近までは「近くのそば処」くらいに思っていて(!)あまり寺自体に興味を持っていませんでした。

ところがどんな風の吹き回しか、そばを食べに行ったときに「今日は寺にも行ってみようか」と思い、お寺に行ってみたのでした。

そこで発見したのがコレです。

角大師(ツノダイシ)

世に疫病が流行っていた永観2年(984)のある時ことです。疫病神が慈恵大師様にも襲ってきました。

「私は疫病神である。今天下に流行している疫病にあなたも罹らなければならないのでお体を侵しに参りました」お大師様は「逃れられない因縁ならばいたしかたない。この指につけよ」と左の小指を差し出しました。

疫病神がお大師様の指に触れると、全身に激痛が走り、高熱を発せられました。しかしお大師様は精神を統一され、弾指し、法力をもって疫病神を退散させたのでした。

疫病の苦痛を体験されたお大師様は、「疫病をもたらす魔物の力はあなどりがたい。わずか一指でさえ、これだけの苦痛をもたらす。疫病に苦しむ人々を一日も早く救わなければならない」と発心されました。

お大師様は弟子に全身大の鏡を持ってくるように命じ、鏡の前で静かに観念三昧に入られました。すると不思議なことに、鏡の様子は、はじめ僧侶のお大師様の姿であったのが、だんだんと変わり、最後には骨ばかりの恐ろしい鬼の姿になりました。降魔(ごうま)となったお大師様の姿を弟子が描き写し、その絵を版木に彫りおこし、お札を刷って、お大師様自らが開眼の加持をされました。「この札を人々に配布して戸口に貼り付けるようにすれば、邪魔は近づかず、疫病はもとより一切の厄災から逃れられるであろう」と弟子たちに示されました。

このお札を頂いて、家の戸口に貼るとその家の者は誰も疫病にはかからず、また病気であった人も全快したと言います。これ以来、元三大師ゆかりの寺院では、このお札を「角大師(つのだいし)」と称して、毎年の新年に新しいお札を玄関や家の戸口に貼ることで、病気はもとよりあらゆる厄災から逃れられる護符として人々に頒けられています。

角大師のお姿は、角が生え、目がぐりぐりとし、口が耳まで裂け、胸にあばらが浮いて見え、手足が骨張っているといった恐ろしい様子のものです。つまりこれは厄災をもたらす魔を降伏させるお姿なのです。(香川県妙法寺HPより、角大師)

 

というこの角大師、トランプのジョーカーのような、悪魔のような、何とも言えないキャラクターですが、何故か今は、僕の携帯の裏側に張り付いています。

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